*** 手作りシリーズ ***
6 技の伝承---石材業    2005/8
古来から石材は、恒久的な素材として重要な建築、
文化財に使われ、また道祖神や石碑として
祭られて信仰の対象とされてきた。
 昨今、景気の低迷により建材としての使用が減って
いる中で、自然右を加工して環境にやさしいユニーク
な製品を建築の要所に使用することにより、
建築に重厚さが増すことでしょう。  (柏原記)
■ 白馬石産株式会社 石材部  −−白馬村 森上
                          URL http://www.kanamoriken.co.jp
 近年、自然素材を使用した材料が扱われる工事が主流となってきた。景観形成を改めて見直し、昔ながらの状態に復元する具体的な要因の一つに、自然素材を使用しての工法を取り入れることが見受けられる。 
事業形態も年々変わりつつある中、「景・環」を主観とし、新たなる発想から、白馬石産石材部が平成10年より創業された。
■  ■ 建築材料と移動クレーン 
事業内容は自然石を加工し、従来の墓石、灯篭に加え、テーブル、椅子、くつぬぎ右、花瓶、漬物石、一輪差し、コースター等加工販売されている。中でも注目すべきは、ホテルシェフとの共同開発されたストーンプレート(主にステーキ皿)は保温性に優れ、いっまでも暖かく、柔らかい料理を提供できる器ではとんど手作業による加工過程となっている。 
■ 材料置き場 ■ 
■ 直径 2.500mm の鋸 ■ 大型の機械

切断機械8台、研磨機械5台、その他に穴あけ機械多数設置され、
石の大きさ、製作物によって機械の種類が決められる。
ひとつとして同じ作業、工程が無く、全てオリジナルな製作物となることが、
独特な趣といえる。
■ 切 断               大型のチェーンソーのような機械です
 製 材 工 程
バブル時期には、建物への使用範囲が広く、需要
が高騰していたが、近年景気低迷により、年々需要
が下降してきたが、建物の室内外を問わず、自然素
材を使用するケースが増え、石イコール墓石のイメー
ジを一新し、身近な家庭用品をはじめ前述のさまざ
まな加工品を提供する形態となってきた。
 より個性を尊重する家造りに一役かってみてはい
かがでしょうか。         (池田記)
■ 大型のコアーカッター  福島さんに、ご案内していただきました
      
■ 庭園に置きたい テーブルセット ■ オブジェ 照明器具 いろいろ
■ テーブル等 ■ 水 盤

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